福井の司法書士 永田司法書士事務所 相続・遺言・不動産登記・商業登記

相談事例

亡父の除籍謄本

相談内容

相続手続きに、亡き父の除籍謄本が必要です。亡き父は、大阪に本籍がありました。どのように取得したらよいでしょうか」?

解決案

令和6年の3月1日から最寄りの市町村窓口から全国各地の戸籍証明書を取得することができるようになりました。
福井市役所の場合は、請求し2時間ほどすると、「できました」と電話があるようです。

印紙の消印

相談内容

契約書と領収書に署名捺印しました。
契約書に収入印紙を貼りました。
消印は、私だけです。
相手方の消印がありません。
不都合はないでしょうか?

解決案

印紙の消印は、押印または署名の方法により行います。

印紙の消印は、再使用できないようにするためのものです。
押印は、契約書に押した印でなくともよいです。
契約者の全員が消印しなくてよいです。
契約書の書名捺印された誰かが消印すればよいです。

署名捺印

相談内容

大事な書類が送られてきました。大きな〇中に印を押すように案内されています。印鑑を押したのですが、鮮明ではありません。どうしたらよいでしょうか。

解決案

押された印影の近くに、もう一度印を押してください。
空白部分に押してください。
〇中でなくて結構です。すでに押された印影に重ならないように、また、文字とも重ならないようにお願いします。

課税証明書

相談内容

夫が亡くなり相続登記の準備をしています。
毎年、市から送付されてくる課税証明書をよく見ると、どうも当家のすべての資産が載っていないような気がします。
夫の父が亡くなった時、すべてを相続登記したと聞いていましたが、どうなっているのでしょうか?

解決案

課税証明書は、課税物件と納税義務者が記載されています。
資産証明書ではありません。

この課税証明書を基に登記の準備をすると相続登記に漏れる物件が生ずる可能性があります。
非課税物件、例えば、保安林や公衆用道路は載っていません。
また、市が把握していない建物も載っていません。

相続登記されるときは、資産証明書や名寄帳を取得し、調査・検討ください。

住民票

相談内容

夫名義で、土地を買おうと契約しました。
決済日に、住民票を持参するように言われていますが、夫だけの住民票でよいでしょうか?
コンビニで住民票を取得したときは、夫を含め家族全員の住民票が数通プリントされました。

解決案

登記に必要な住民票は、ご主人だけのが民票でよいのです。
しかし、コンビニで取得された住民票が、家族全員が一枚ずつプリントされてているのでしたら、ホッチキスで閉じてありませんが、全部で1通です。一枚ずつ番号が振ってあります。認証分も最後のページにしか載っていません。
プリントされた用紙をすべてご持参ください。